ウエブやグラフィックデザインでは、適切なツールが不可欠です。ここでは主にウエブデザインのための主要なグラフィックアプリケーションを紹介します。
デザインアプリケーションでアイデアを形に！
Adobe XD – UIデザインやWebデザインカンプの作成に最適。現在はスタータープランが利用できなくなっています（2023.11）Adobe Creative Cloudの無料体験（7日間）後、CCを契約すると利用できます。
使用環境：macOS, Windows
保存形式：.xd
Figma – 使い勝手とコラボレーション機能が魅力。無料プランでは1プロジェクト3ファイルまで利用可能で、どこからでもアクセスできるクラウドベースの設計が特徴です。
ブラウザかデスクトップ用のアプリケーションかを選択できる。XDのようなプロトタイプも制作できます。
使用環境：macOS, Windows
主な保存形式：.fig
Sketch – macOSユーザーには欠かせないツール。デザインの柔軟性と使い回しのしやすさで知られています。
使用環境：macOS
保存形式：.sketch
Adobe Illustrator – ロゴやアイコン、ポスターなど、細かなデザイン作業に理想的。高度な機能で、あらゆるクリエイティブなアイデアを実現できます。
Webデザインを作成する場合はXDより細かい作業ができるIllustratorでアイコンなどを作ることもあります。
使用環境：macOS, Windows
主な保存形式：ai
Affinity Designer – 軽快な操作感とファイルの軽さで、グラフィックデザインとWebデザインの両方に対応。購入後も継続的なコストがかかりません。文字やイラストを描くだけでなく、切り抜きや明るさ補正など基本的な写真編集ができるのも大きな特徴。
使用環境：macOS, Windows
主な保存形式：.afdesign
FireAlpaca – 初心者に優しい無料のデザインツール。基本から学びたい方に最適です。購入前にデザインツールを試してみたいという方にもおすすめ。シンプルな操作感が人気。
使用環境：macOS, Windows
主な保存形式：.mdp
Vectornator – 高度な機能を備えながら無料。Adobe Illustrator対応のai形式に保存ができるのが大きな特徴。デスクトップ版のIllustratorにデータの転送ができる。
使用環境：macOS 11.0, iPadOS 13.0, iOS(iPhone, iPod touch) 13.0
主な保存形式：.vn
写真をよりイメージに近づける、画像編集アプリケーション
主に画像加工を目的として使われています。ここに掲載したソフトウェアは、独自保存形式以外で、jpg, png, pdf, pdf形式で保存できます。
Adobe Photoshop – もともとは写真の画像加工が専門。現在はWebデザインに対応した機能も追加され、デザインカンプの作成でも使われています。デザインカンプの作成にも使われ、幅広い機能で想像を現実に変えます。
Affinity Photo – Adobe Photoshopで保存したPSDデータのレイヤーを維持して読み込めます。RAW現像から高度な写真編集機能を、買い切りで提供。また、拡大・縮小しても画質が変わらない非破壊編集は大きな支持を集めています。 RAW現像も圧倒的な軽さで操作できるのも特徴的です。
Pixelmator Pro – 手頃な価格でPhotoshop Elementsに近い機能。直感的なUIで、写真編集が楽しくなります。影や立体的にみせる特殊な加工の多さが人気。UI等は日本語表示（公式の解説書”ヘルプ”は英語）。
使用環境：macOS
GIMP – 無料でありながら、高度な写真編集機能を提供。初心者からプロまで、幅広く使われています。GIMPのサイトは英語ですが、ソフトウェアをダウンロードすると日本語表示になります。
使用環境：macOS, Windows
保存形式：.xcf
初心者からプロまで、様々なニーズに応える豊富な選択肢があります。無料のオプションから始めて、自分に合ったツールを見つけていくのも良いかもしれません。
特に、ウエブやグラフィックデザインの業界ではAdobe製品が広く使われていますが、個人のニーズや好みに応じて、他のアプリケーションも十分に魅力的な選択肢となります。例えば、Affinity Designerはその一つで、一度の購入で長期にわたって利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
デザインは無限の可能性があります。それぞれのツールは異なる機能と特性を持っていて、創造力をさまざまな方法で引き出してくれますね。自分にとってお気に入りが見つかると、より創作が楽しくなりますね！